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第16回文化ビジネス塾 「“次世代”と考える地域拠点「劇場・文化ホール」のこれから~芸術・文化を仕事にする?しない?」

  • コロナ禍という危機に直面し、芸術文化はそのあり方に大きな影響を受けました。
    各地の劇場・文化ホールでは、コロナ対策に追われたこの3年間で、これまでの課題が顕在化し、
    その解決への糸口を探ろうと、改めてその設置目的や役割、機能を問い直す動きも出てきました。

    私たちの暮らしの中に芸術文化はどのようにあってほしいのか。芸術文化を専門に学んだ若者や学生たちが進路をどのように考えているか。
    芸術文化という産業の未来から地域で芸術文化を届ける拠点である「劇場・文化ホール」の今後を考えます。

    令和5年度「ビジネスカフェ in 文化産業交流会館」との共催で開催します

     

     

    日 時  令和5年11月5日(日)14:00~16:30 

    場 所  滋賀県立文化産業交流会館 小劇場(米原市下多良二丁目137 *JR米原駅西口より徒歩7分)

    テーマ  ”次世代”と考える地域拠点『劇場・文化ホール』のこれから 〜芸術・文化を仕事にする?しない?〜  

    活動事例発表者

    吉田佐和子さん((株)Locatell 代表取締役社長、(一社)福知山芸術文化振興会代表理事)

    大阪音楽大学音楽学部器楽学科卒業。クラリネット奏者として音楽活動を展開し、2023年9月にプロとしての活動を休止。ふるさと京都府福知山市で2021年に(株)Locatell、(一社)福知山芸術文化振興会を設立、代表に就任。芸術文化・まちづくり・海外を軸に、社会課題を解決するアートプロジェクト、海外アーティスト招聘、フランス音楽留学サポート、福知山市の四季を四つの感覚で味わうMEETS GOOD COFFEEなど複数事業開。

     

    袴田美帆さん(サクソフォン奏者)

    神戸大学国際文化学部卒。大学時代にアートマネジメントを学んだ経験から、子どものためのコンサートや、美術館等でのコラボレーションコンサートの企画・演奏を、日本とフランスで行い「音楽と社会をつなぐサクソフォニスト」として活動中。大学在学中、パリ第7大学への交換留学と同時にパリ地方音楽院に入学。その後パリ国立高等音楽院サクソフォン科、室内楽科並びに即興科各修士課程を修了。令和3年度文化庁新進芸術家海外研修生として研鑽を積み「明日を担う音楽家たち2023」特別演奏会に出演。

     

    澤田青空さん(大阪音楽大学4年)

    大阪音楽大学ミュージックコミュニケーション専攻4年生。滋賀県彦根市出身。「持続可能な地域づくり」を目標に、地域コミュニティにおける音楽活動や、プロジェクトの企画、制作について実践的に学んでいる。現在は、学校や家庭以外での子どもの居場所、表現の場づくりに興味を持ち、フリースクールや地域文庫などで、音楽ワークショップの企画、ファシリテーターとしても精力的に活動している。

     

    粒耒楓彩さん(芸術文化観光専門職大学3年)

    芸術文化観光専門職大学に1期生として入学、芸術文化専攻3回生。出身は青森県八戸市。経済や人口の面での衰退が加速する地元に、文化芸術の働きによって経済的豊かさと精神的豊かさをもたらす仕組みを構築し、他地域でも応用可能なモデルを生み出すことを目標に本学に進学。アートマネジメント分野、とくに「地域における文化芸術の在り方や機能、可能性」「文化施設と地域における共存共栄の関係性構築」などの領域について研究している。

     

    アドバイザー

    中川幾郎さん(帝塚山大学名誉教授)

    同志社大学経済学部卒業後、大阪府豊中市役所に入所。2000年に大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程を修了し、2001年帝塚山大学法学部教授、2003年同大学大学院法政策研究科教授となる。2014年に退職し現在名誉教授。公共文化政策、特に自治体文化政策を専攻分野としている。自治体行政における文化政策の基本理論構築と政策体系づくり、事業企画と実践まで、これまで多数の地方自治体の文化行政に関わり、滋賀県、草津市、近江八幡市をはじめ全国の府県、市町の文化関係審議会委員を務める。

     

    藤野一夫さん(芸術文化観光専門職大学副学長、神戸大学名誉教授)

    日本文化政策学会会長、(公財)びわ湖芸術文化財団理事、(公財)神戸市民文化振興財団理事、(公財)尼崎市文化振興財団理事ほか、国や自治体文化審議会等の委員を多数兼任。著書・編著に『公共文化施設の公共性:運営・連携・哲学』『基礎自治体の文化政策:まちにアートが必要なわけ』『市民がつくる社会文化:ドイツの理念・運動・政策』『みんなの文化政策講義:文化的コモンズをつくるために』(以上 水曜社)『地域主権の国 ドイツの文化政策:人格の自由な発展と地方創生のために』(美学出版)など。

    ファシリテーター

    熊井一記さん(劇場音楽堂等連絡協議会事務局長、神戸文化ホール事業課長)

    早稲田大学第一文学部卒。劇団四季(四季株式会社)に入社し、本社にて団体営業・公演担当等を担当。2002年神奈川芸術文化財団に入職。KAAT神奈川芸術劇場の開設準備室(2011年1月開館)を経て、財団本部で経営企画を担当したほか、県域の調査研究・インクルーシブ事業のスキームを開発。2020年神奈川県民ホール事業課長として音楽事業・美術事業の制作統括。2022年神戸市民文化振興財団に入職し、神戸文化ホールの事業課長としてホール事業の制作統括等を担当。2013年「劇場音楽堂等連絡協議会」に参画、2019年事務局長。

     

    参加費  無 料

    お申し込みは滋賀県立文化産業交流会館HPまで

    主催・問合わせ・申込先:

    文化・経済フォーラム滋賀事務局((公財)びわ湖芸術文化財団 法人本部 地域創造部)
    〒520-0806 大津市打出浜15-1
    TEL:077-523-7146 FAX:077-523-7147
    メールアドレスはこちら
    https://www.biwako-arts.or.jp/rd/bunkakeizai/