第17回文化ビジネス塾 「建築とまちづくり 既存公共建築物の再生とそのポテンシャル」

  • 人口減少時代。世界的建築家・坂茂氏を迎えて公共建築の維持、更新はどうするべきか議論します。

  • 人口減少時代では公共文化施設のハード面の維持管理コストが自治体の大きな負担となっています。
    しかし、公共建築は社会との関わりの中で存在し、その歴史や文化が消えてしまう廃止や建て替えが適当な方法かどうかは議論のあるところです。

    これからの時代に公共建築の維持、更新はどうするべきか、世界的建築家・坂茂氏を迎えて議論します。

    令和6年度「ビジネスカフェ in 文化産業交流会館」との共催で開催します。

     

    チラシは画像をクリックしてご覧いただけます

     

     

    日 時  令和6年11月4日(月・休)15:00~17:15 

    場 所  滋賀県立文化産業交流会館(米原市下多良二丁目137 *JR米原駅西口より徒歩7分)

    プログラム

    <第1部> 講演会

    「作品づくりと社会貢献の両立を目指して」

     

      講師 建築家 坂 茂 氏

     

     

    坂 茂(ばん しげる)

    建築家
    1957年東京都生まれ。クーパー・ユニオン建築学部(NY)で建築を学び、東京、パリ、ニューヨークに事務所を構える。
    紙管を使った建築や、木材を使った革新的な構造で知られている。
    代表作はポンピドゥー・センター・メス(2010年)、紙の大聖堂(2013年)、大分県立美術館(2014年)、ラ・セーヌ・ミュジカル(2017年)、
    静岡県富士山世界遺産センター(2017年)、SIMOSE(2023年)、豊田市博物館(2024年)。
    1995年にNGO「Voluntary Architects’ Network(VAN)」を設立し、世界各地での災害支援に数多く貢献したことから、プリツカー建築賞(2014年)、
    マザー・テレサ社会正義賞(2017年)、アストゥリアス皇太子賞平和部門(2022年)、高松宮殿下記念世界文化賞(2024年)を受賞。
    現在、芝浦工業大学特別招聘教授。

     

    <第2部>

    対談

    「ひこね燦ぱれす 再生へのチャレンジ」

     

    建築家 坂 茂 × 彦根市長 和田裕行

     

    坂茂氏と会場参加者とのクロストーク

     コーディネーター 滋賀県立大学准教授 玉田浩之

     

    登壇者

    和田裕行(わだ ひろゆき)

     

    彦根市長
    1970年10月14日 彦根市生まれ
    1989年3月 滋賀県立彦根東高等学校 卒業
    1993年3月 慶應義塾大学理工学部管理工学科 卒業
    1997年~ アパレルブランド創業・経営
    2021年5月10日 第25代彦根市長 就任/

     

    玉田浩之(たまだ ひろゆき)

     

    滋賀県立大学環境科学部環境建築デザイン学科准教授
    京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科博士後期課程修了、博士(学術)。
    近代建築史、建築保存再生論を専攻。一般社団法人リビングヘリテージデザイン理事。
    大阪府や兵庫県の文化財保護審議会、伝統的建造物群保存地区審議会の委員を歴任。
    編訳書に『近代建築保存の技法(』鹿島出版会 2012)がある。

     

    参加費  無料

    お申し込みは滋賀県立文化産業交流会館HPまで

    主催・問合わせ・申込先:

    文化・経済フォーラム滋賀事務局((公財)びわ湖芸術文化財団 法人本部 地域創造部)
    〒520-0806 大津市打出浜15-1
    TEL:077-523-7146 FAX:077-523-7147
    メールアドレスはこちら
    https://www.biwako-arts.or.jp/rd/bunkakeizai/