令和5年度文化経済サロン「コロナ禍で見えた社会の課題と地域で劇場・文化ホールができること」

  • 文化経済サロンは、各方面にて活躍中のゲスト講師に話題を提供していただき、「文化・経済フォーラム滋賀」会員など、さまざまな方が自由に参加、情報交換できるサロンです。

  •  コロナ禍を経験して高齢者の孤立、貧富の差による教育格差、趣味や文化活動・創造活動の停滞、ストレスの増加などさまざまな課題が見えてきたと言われます。コロナ禍という危機を経験し、私たちにとって重要なことは何かが見出されていく中で、改めて身近な文化施設である劇場・文化ホールはどうあるべきかを、全国の動きや注目すべき事例を専門家から解説いただき、参加者と意見交換します。

    文化経済サロン①で劇場・文化ホールをめぐる現在の情報を共有しました。文化経済サロン②は地域文化ホールの現状と課題に焦点をあて、意見を交換したいと思います。ただいま文化経済サロン②(7月28日(金)開催)の参加者を受付中です。

    文化経済サロン① 「コロナ以降に問い直す地域の劇場・文化ホールの公共性」 終了しました

    コロナ禍により劇場・文化ホールにどのような変化が起こっているかお話を聞き、参加者と意見交換します。

    日時・場所

    令和5年6月18日(日)14:00~16:00  ※受付13時30分~

    滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 研修室(大津市打出浜15-1)

    講 師  中川 幾郎(なかがわ いくお)氏

    帝塚山大学名誉教授、博士(国際公共政策)。
    地方自治論、行政学、都市政策、公共文化政策専攻。著書「地域自治のしくみと実践」「分権時代の自治体文化政策」など多数。自治体学会顧問、日本文化政策学会顧問、日本コミュニティ政策学会副会長。これまで大阪府人事委員、大阪府、滋賀県、奈良県、堺市、奈良市、東大阪市、池田市、河内長野市、神戸市、近江八幡市、草津市、伊賀市、四日市市、高浜市、酒田市などの総合計画審議会、文化審議会、参画協働審議会、行財政改革審議会会長を務めてきた。

    聞き手  熊井 一記(くまい かずのり)氏

    神戸市民文化振興財団 文化ホール事業課長。
    早稲田大学第一文学部卒。劇団四季(四季株式会社)に入社し、本社にて団体営業・公演担当等を担当。2002年、神奈川芸術文化財団に入職。KAAT神奈川芸術劇場の開設準備室(2011年1月開館)を経て、財団本部で経営企画を担当したほか、県域の調査研究・インクルーシブ事業のスキームを開発。2020年、神奈川県民ホール事業課長として音楽事業・美術事業の制作統括。2022年、神戸市民文化振興財団に入職し、文化ホールの事業課長としてホール事業の制作統括等を担当。2013年から「劇場、音楽堂等連絡協議会」に参画、2019年から事務局長。

    文化経済サロン② 「コロナ禍という危機を経て地域の劇場・文化ホールはどうあるべきか」(仮)

    コロナ禍の危機を経験し、私たちにとって重要なことは何かを見出していくなかで、劇場・文化ホールはどうあるべきかについてお話を聞き、参加者と意見交換します。

    日時・場所

    令和5年7月28日(金)15:00~17:00  ※受付14時30分~

    滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 研修室(大津市打出浜15-1)

    講師  藤野 一夫(ふじの かずお)氏

    兵庫県立芸術文化観光専門職大学副学長。神戸大学名誉教授。
    日本文化政策学会会長、(公財)びわ湖芸術文化財団理事、(公財)神戸市民文化振興財団理事、(公財)尼崎市文化振興財団理事ほか、国や自治体文化審議会等の委員を多数兼任。著書・編著に『公共文化施設の公共性:運営・連携・哲学』『基礎自治体の文化政策:まちにアートが必要なわけ』『市民がつくる社会文化:ドイツの理念・運動・政策』『みんなの文化政策講義:文化的コモンズをつくるために』(以上 水曜社)『地域主権の国 ドイツの文化政策:人格の自由な発展と地方創生のために』(美学出版)など。

    聞き手  熊井 一記(くまい かずのり)氏

     

    ==================================

    参加費  無 料

    お申し込みは応募フォームに入力し送信してください。

    インターネットをご利用されない方はお電話でも受け付けております。お名前、ご所属、(文化・経済フォーラム滋賀会員でない方はお電話番号)をお知らせください。(申込期限:6月15日(木))

     

    主催・問合わせ・申込先:

    文化・経済フォーラム滋賀事務局((公財)びわ湖芸術文化財団 法人本部 地域創造部)
    〒520-0806 大津市打出浜15-1
    TEL:077-523-7146 FAX:077-523-7147
    メールアドレスはこちら
    https://www.biwako-arts.or.jp/rd/bunkakeizai/

     

    <参考 関連企画> ※文化経済サロンの議論を踏まえてシンポジウムを行います。
    文化ビジネス塾 <シンポジウム>  
    「滋賀の劇場・文化ホールの未来を考える ~次世代の視線がこれからの劇場を創る~」(仮)
    日 時:11月5日(日)14:00~16:00 
    場 所:滋賀県立文化産業交流会館小劇場(米原市下多良2-137)
    登壇者:中川幾郎氏、藤野一夫氏、学生ほか(予定)
    司 会:熊井一記氏(劇場、音楽堂等連絡協議会事務局長、神戸文化ホール事業課長)