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文化で滋賀を元気に!シンポジウム2020
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滋賀県で育まれた近江商人の「三方よし」の精神を、アートを柱に次世代へつなぐ「新・三方よし」に発展させるシンポジウムを開催します。
文化で滋賀を元気に!シンポジウム2020 / 令和2年度ビジネスカフェ in 文化産業交流会館
「アートよし/地元よし/未来よし 新・三方よしのつくり方 -神山町はなにを投資したのか?-」クリエイターや起業家が集まる徳島県神山町から、町の発展を牽引してきた NPO 法人グリーンバレー元理事長の大南信也氏を講師にお招きします。
「IT ベンチャーが徳島の山奥の町に続々とやってきた」というNHK の報道から10 年経ち、“発酵の段階” に入り始めた神山町。現在は、起業家が集まると必ず話題になる次世代型の教育に挑もうとされています。その土壌は20 年以上続くアーティスト・イン・レジデンスで培われました。前半は、今も「神山町の生命はアート」という大南氏の講演をおききします。
滋賀県は近江商人の「三方よし」の精神を生んだ土地です。ここで私たちは次世代へとつなぐ「新・三方よし」を提案したいと考えています。後半は大南氏と、滋賀県で地域に根付く着地型観光を目指す起業家、地域でまちづくりや福祉を担当する市職員をパネリストに、次世代の三方よしを探ります。日 時:令和2年10月18日(日)14:00~17:00(受付13:30~)
場 所:滋賀県立文化産業交流会館(米原市下多良2-137)
参 加 料:無料
会場定員:50名
事前申し込みによりオンライン参加(zoom利用)もできます。
プログラム:
基調講演「神山町はなにを投資したのか?」
【講師】大南 信也氏
NPO 法人グリーンバレー理事
1953 年徳島県神山町生まれ。米スタンフォード大学大学院修了。1990 年代初頭よりアートや環境を柱に地域と世界をつなぎ、グローバルな視点での地域活性化や、ワーク・イン・レジデンスによる若者や起業者の移住、IT ベンチャー企業のサテライトオフィス誘致による雇用の創出などに取り組む。クリエイティブに過疎化させる「創造的過疎」を持論に、多様な人が集う「せかいのかみやま」づくりを進めている。
「イン神山」https://www.in-kamiyama.jpパネルディスカッション「三方よしのつくり方 -投資とリターンー」
【パネリスト】
大南信也氏
松井ライディ貴子氏
Biwako Backroads(ビワコ・バックローズ)代表
鳥取県生まれ滋賀県育ち。イースタンミシガン大学にて文化人類学を専攻後、就業を経て、同大学大学院の言語学修士課程に進み異文化間コミュニケーションを学ぶ。大手メーカーで通訳・翻訳として長年従事したのち2013 年に独立。中小企業の海外展開サポートや外国人観光客誘致に関わる。米原SOHOビジネスオフィス入居を経て、2019 年、地域に根付く着地型観光を自ら実践するため、米原市にてインバウンドツアー事業Biwako Backroads の立ち上げと運営を行う。
https://www.biwakobackroads.com/ja/竹内清臣氏
東近江市湖東支所ヘムスロイドの杜まつり担当
1983 年滋賀県近江八幡市生まれ。大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)卒業後、民間企業、公益法人に勤務した後、2014 年東近江市役所入庁。税務、福祉部門を経験し、2019 年より湖東支所にて、湖東地区のまちづくりや福祉団体の支援に携わる。プライベートでは(特非)日本ファシリテーション協会関西支部副支部長の顔を持ち、まちづくりなどの各種会議、ワークショップ、研修でのファシリテーターとして近畿圏を中心に活動している。
「ヘムスロイド村」http://www.koto-hems.com/index.html司会進行 山下里加氏
京都芸術大学教授、アートジャーナリスト
和歌山県生まれ。京都教育大学を卒業後、フリーランスのアートライターとして活動。美術館の閉館問題を機に大阪市立大学大学院創造都市研究科で学ぶ。現在は、京都芸術大学アートプロデュース学科で「はじめての文化政策」「アートで地域を活かす」等を教授しつつ、(一財)地域創造が発行する専門誌『地域創造』を中心に文化によるまちづくりを全国100 カ所以上の取材・研究している。
参加申込:文化産業交流会館のページからお申し込みください。こちら
オンライン参加の方も事前にお申し込みください。申込締切は10月15日(木)。
オンライン参加は、zoomを利用します。参加用URLは前日までにメールアドレスへ送信します。