令和3年度 事業計画
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1.基本方針
滋賀県の文化活動の活性化および文化・経済の発展に寄与することを目的に、「滋賀県文化振興条例(平成21年7月制定)」の趣旨を踏まえ、文化、経済、学術、マスコミ、行政をはじめ多様な分野で活躍している方々と連携し、それぞれの枠を越えた交流を通じて「文化で滋賀を元気に!」する事業を推進する。
当フォーラムは、本年度で10周年の節目を迎える。昨年から拡大した新型コロナウイルス感染症影響下での生活が続くなか、改めて「文化力」を地域の活性化の重要なキーワードと考え、これまでフォーラムで発表してきた提言を踏まえつつ、会員と知恵を出し合いながら滋賀の未来を考える事業を実施する。2.事業内容
(1)「文化で滋賀を元気に!」するプロジェクトの実施
①「2021文化で滋賀を元気に!賞」の実施
文化の力で、活力あふれる地域社会の実現に貢献されている団体または個人に、感謝と今後の活動を期待して表彰する。 県民または県内団体から「2021文化で滋賀を元気に!賞」にふさわしい活動を推薦していただき、選考委員会で選考後、最も優れた活動には大賞(1件)を、各賞(若干数)は推薦者から提案された名称に基づき賞名を決定し、表彰する。
表彰式は、次年度の総会で行い、受賞者に表彰状と賞金を贈呈する。②「文化で滋賀を元気に!」する調査研究、提言
滋賀県の文化の振興について、「滋賀アートプラットフォーム事業」「文化ビジネス塾」等を通して、調査研究を行うとともに、地域経済の振興という観点から文化を考え、新しい構想やプロジェクトを検討していく。
ア 滋賀アートプラットフォーム事業の開催
人々が芸術文化を通してつながることで、新たな文化や地域の産業が育まれるのではないかという提言に基づき、アーティスト等に協力いただき、地域を題材に表現活動に取り組んでいただく「びわ湖・アーティスツ・みんぐる」を開催する。
イ 文化ビジネス塾
「びわ湖・アーティスツ・みんぐる」に参加したアーティストや地域関係者に活動体験などを話題提供いただき、研究者や専門家を交えて自由に意見交換しながら、地域の「文化力」の開拓を探る。
ウ 提言研究
ア、イでの成果や議論から、課題の本質と取り組むべき方針についてまとめる。③「文化で滋賀を元気に!」シンボルマークの利用促進
県内において文化振興に関する事業でのシンボルマークの利用を通じ、「文化で滋賀を元気に!」していく気運や一体感が醸成されることを目指す。(2)「文化で滋賀を元気に!」する情報交換の場の提供
① 総会・講演会・交流会等の開催
総会時に、講演会、「2020文化で滋賀を元気に!賞」表彰式、提言発表に加え、びわ湖ホール声楽アンサンブルによる演奏会を行い、多様な分野の方々との情報交換の場とする。
日時:2月13日(土) 14:00~16:40
会場:びわ湖ホール 大ホール
ア 講演会
演 題:「コロナ新時代 元気が出るのう(脳)」
講 師:養老 孟司 氏(東京大学名誉教授)
イ 「文化で滋賀を元気に!」する提言発表
提 言:『アートを地域のプラットフォームに ―文化と経済の連携を深める新しい視点の探究―』
ウ 「2020文化で滋賀を元気に!賞」表彰式
エ びわ湖ホール声楽アンサンブル演奏会
オ 第11回総会
<議 案>
第1号 令和2年度事業報告について
第2号 令和2年度収支決算について
第3号 令和3年度事業計画について
第4号 令和3年度収支予算について②「文化経済サロン」の開催
各方面で活躍されている方を講師に招き、話題提供を通して講師と会員等が自由に語り、情報交換する場とする。(3)「文化で滋賀を元気に!」する広報活動の展開
① ホームページによる発信
当フォーラムの紹介や入会案内をはじめ、各種事業や「文化で滋賀を元気に!」シンボルマークの利用促進等に関する情報を発信する。② ニュースレターの発行
当フォーラムの事業の告知や結果、会員の活動案内、投稿などを掲載したニュースレターを発行する。③ 会員活動チラシの送付
会員の文化活動や企業活動のチラシ等を随時会員に送付する。(4) 「文化で滋賀を元気に!」する事業への後援、参画等
「文化で滋賀を元気に!」する事業への後援、参画等を行うことにより、魅力ある事業を応援するとともに、さまざまな分野とのネットワークを広げる。