平成25年度事業計画
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1.基本方針
文化、経済、学術、マスコミ、行政をはじめ多様な分野で活躍している人たちが一体となり、「滋賀県文化振興条例」の趣旨も踏まえ、それぞれの枠を越えた交流や、「文化で滋賀を元気に!」する事業の推進などにより、県内の文化活動が活性化し、もって滋賀県の文化・経済の発展に寄与する。
2.事業内容
(1)「文化で滋賀を元気に!」するプロジェクトの実施
①「2013文化で滋賀を元気に!賞」の実施
文化を通じて、滋賀県を明るく元気にすることに顕著な貢献を行っている団体または個人に、感謝と今後の活動を期待して表彰する。
県民または県内団体から「2013文化で滋賀を元気に!賞」にふさわしい活動を推薦していただき、選考委員会で選考後、最も優れた活動には大賞(1件)を、各賞(5件程度)は推薦者から提案された名称に基づき賞名を決定し、表彰する。
表彰式は、次年度の総会で行い、受賞者に表彰状とトロフィーを贈呈する。併せて、その活動を総会やホームページ等で紹介する。②「文化で滋賀を元気に!」する調査研究、提言
滋賀県の文化の振興に関して調査研究を行うとともに、常に地域経済の振興という観点を加えながら、新しい構想やプロジェクトを提言する。
ア.「近江屋」研究プロジェクト
引き続き、全国の「近江屋」の屋号に関する調査研究を進める。屋号にとどまらず、近江商人の活動などにも調査を拡げ、近江の文化力やその魅力を探る。
イ.「文化ビジネス塾」
第2回総会の提言を具現化していくため、各地で“文化ビジネス”を実践している企業人からの話題提供をもとに、その地域を歩き、地域とともに歩む“文化ビジネス”について考える。
ウ.提言チーム研究会
「文化ビジネス塾」や「文化経済サロン」等と連携しながら、これからの滋賀県の文化と経済の新展開について調査研究し提言を行う。
エ.「国民文化祭」調査研究
国民の文化活動への参加の機運を高め、新しい芸術文化の創造を促すことを目的とする「国民文化祭」について、滋賀県の文化および経済の振興という視点から調査研究を行う。
③「文化で滋賀を元気に!」シンボルマークの利用促進
県内において文化振興に関する事業を行う団体、企業、行政等の多くの人が、シンボルマークの利用を通じ、「文化で滋賀を元気に!」していく気運や一体感が醸成されることを目指す。
(2)「文化で滋賀を元気に!」する情報交換の場の提供
①総会・講演会・交流会の開催
総会時に、基調講演会や交流会を開催し、県内の文化活動者、企業経営者、学術関係者、行政関係者等との情報交換の場を提供する。
ア.第3回総会(講演会・交流会)
日時:2月11日(土・祝) 14:00~18:30
会場:ピアザ淡海 ピアザホール
(交流会)ホテルピアザびわ湖 クリスタルルーム
<議 案>
第1号 規約の一部改正について
第2号 役員の改選について
第3号 平成24年度事業報告について
第4号 平成24年度収支決算について
第5号 平成25年度事業計画について
第6号 平成25年度収支予算について
イ.基調講演:「Museum Change a City ~文化が人をつくり、街を変える~」
講師:蓑 豊 氏
(兵庫県立美術館長、金沢21世紀美術館特任館長、大阪市立美術館名誉館長)
ウ.「2012文化で滋賀を元気に!賞」表彰式
エ.「文化で滋賀を元気に!」する提言発表
オ.交流会②「文化経済サロン」の地域開催
各方面で活躍されているゲスト講師からの話題提供をもとに、講師と会員等が自由にディスカッションして情報交換を行う。
今年も、さらに様々な人たちの出会いの場や交流の場が拡がるよう、県内各地で「文化経済サロン」を開催する。(3)「文化で滋賀を元気に!」する広報活動の展開
①ホームページによる発信
当フォーラムの紹介や入会案内をはじめ、各種事業の情報提供や「文化で滋賀を元気に!」シンボルマークの利用促進、さらに、文化活動、企業メセナ活動等に関する情報の発信を行う。②メールマガジンの配信
当フォーラムの活動状況や会員の文化活動およびメセナ活動を紹介するなどの情報を会員向けに配信する。③会員活動チラシの送付
会員の文化活動などを紹介するため、チラシ等を募集し会員に送付する。