平成28年度 事業計画
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1.基本方針
文化、経済、学術、マスコミ、行政をはじめ多様な分野で活躍している人たちが一体となり、「滋賀県文化振興条例(平成21年7月制定)」の趣旨も踏まえ、それぞれの枠を越えた交流や、「文化で滋賀を元気に!」する事業の推進などにより、県内の文化活動が活性化し、もって滋賀県の文化・経済の発展に寄与する。
2.事業内容
(1)「文化で滋賀を元気に!」するプロジェクトの実施
①「2016文化で滋賀を元気に!賞」の実施
文化の力で、活力あふれる地域社会の実現に貢献されている団体または個人に、感謝と今後の活動を期待して表彰する。
県民または県内団体から「2016文化で滋賀を元気に!賞」にふさわしい活動を推薦していただき、選考委員会で選考後、最も優れた活動には大賞(1件)を、各賞(5件程度)は推薦者から提案された名称に基づき賞名を決定し、表彰する。
表彰式は、次年度の総会で行い、受賞者に表彰状とトロフィーを贈呈する。②「文化で滋賀を元気に!」する調査研究、提言
滋賀県の文化の振興について調査研究を行うとともに、地域経済の振興という観点から文化を考え、新しい構想やプロジェクトを提言していく。
ア「近江屋」研究プロジェクト
○「近江屋」研究ファイナル(仮)の開催
平成24年から行ってきた「近江屋」の屋号に関する調査研究の集大成。「近江屋」という屋号を掲げて活躍する“現代版近江商人”による近江の過去・現在・未来を語るシンポジウムを開催し、近江のブランド力や文化力とその魅力を探る。
イ「文化ビジネス塾」
第2回総会の提言を具現化していくため、“文化ビジネス”を実践し、地域とともに歩む企業人とその地域を訪ね、“文化ビジネス”について考える。
ウ 提言チーム研究会
「文化ビジネス塾」やその他の事例など、滋賀県のさまざまな現状から、滋賀県の文化と経済について新たな展開につながる提言を行う。③「文化で滋賀を元気に!」シンボルマークの利用促進
県内において文化振興に関する事業を行う団体、企業、行政等の多くの人が、シンボルマークの利用を通じ、「文化で滋賀を元気に!」していく気運や一体感が醸成されることを目指す。(2)「文化で滋賀を元気に!」する情報交換の場の提供
① 総会・講演会・交流会の開催
総会時に、基調講演会や交流会を開催し、県内の文化活動者、企業経営者、学術関係者、行政関係者等との情報交換の場を提供する。
ア 第6回総会(講演会・交流会)
日時:2月11日(木・祝) 14:00~18:30
会場:大津プリンスホテル コンベンションホール「淡海」
<議 案>
第1号 平成27年度事業報告について
第2号 平成27年度収支決算について
第3号 平成28年度事業計画について
第4号 平成28年度収支予算について
イ 基調講演:「アートとコミュニケーション-その由来と未来-」
講師:山極 壽一 氏(京都大学総長)
ウ 「2015文化で滋賀を元気に!賞」表彰式
エ 「文化で滋賀を元気に!」する提言発表
オ 交流会②「文化経済サロン」の地域開催
各方面で活躍されているゲスト講師からの話題提供をもとに、講師と会員等が自由に語り、情報交換できるよう、県内各地で「文化経済サロン」を各種団体と協働で開催し、出会いや交流の場を創出する。③ 「文化経済アートステージ」の開催
会員の企業等から提供された会場において、会員が文化・芸術活動を発表し、企業等やその地域に住む人に文化・芸術を身近に感じてもらうとともに、企業や文化・芸術活動者等が交流する場を提供する。(3)「文化で滋賀を元気に!」する提言に基づく研究と実践
〔新〕 国民文化祭の視察と滋賀での開催に向けた勉強会の開催
国民の文化活動への参加機運を高め、新しい芸術文化の創造を促すことを目的に、今年度愛知県で開催される国民文化祭を視察し、滋賀県における国民文化祭のあり方を考える。(4)「文化で滋賀を元気に!」する広報活動の展開
① ホームページによる発信
当フォーラムの入会案内をはじめ、各種事業の紹介、また「文化で滋賀を元気に!」シンボルマークの利用促進や企業メセナ活動等に関する情報を発信する。② メールマガジンの配信
当フォーラムの活動状況等を会員向けに配信する。③ 会員活動チラシの送付
会員の文化活動や企業活動など、チラシ等を随時会員に送付する。(5) 「文化で滋賀を元気に!」する事業への後援、参画等
「文化で滋賀を元気に!」する事業への後援、参画等を行うことにより、魅力ある事業を応援するとともに、さまざまな人たちとのネットワークを拡げる。