水のメディア芸術祭 | びわ湖芸術文化財団 地域創造部

12月5日(木)~15日(日)、しが県民芸術創造館展示ホール

 「水のメディア芸術祭」は水に恵まれた自然や歴史・風土のなかで培われた湖国滋賀の
新たな水のイメージを再発見し、その魅力を広く発信するものです。3度目となる本展は、
「Flow= 流れ/ 循環」を一つのテーマとし、展示とパフォーマンスにより構成されます。
水はゆるやかなリズムを無限に繰り返し、時の流れを感じさせます。水の流れそのものに
形はないが、 それは日本に暮らす人々の独特の好みを持っています。「行雲流水」。物事
に執着せず、自然の成り行きに身を任せること。また、とどまることなく自然に移り変わ
ってよどみのないことを例える言葉で、穏やかな時の流れを好む日本人の感性とも言えます。
しかしそれは、受動的な意味ではなく、形のないものや未来を恐れない積極的な姿勢をさ
すものです。

※ 12月8日(日)は、展示会場でダンスパフォーマンス(入場料:1,000円)上演のため、
観覧時間が18:30~21:00となります。あらかじめ御了承ください。

◆観覧希望の方は下記よりお申込みください
水のメディア芸術祭 ダンスパフォーマンス【申込フォーム】

 

2013年12月5日|木|― 15日|日|   10:00 – 18:00  終了しました

>>8日|日|18:30 – 21:00   >>9日|月|休館

しが県民芸術創造館 展示ホール
 観覧料|| 無料  ※但し、パフォーマンスの観覧は有料です

 

 

アーティスト

Flow:Flows_裏_1011

桑折 現 Gen Kori||dots»http://dots.jp

演出家。 パフォーミング・アーツカンパニーdots主宰。 京都造形芸術大学にて太田省吾氏に師事。2001年, 同大学在学中にdotsを結成。 舞台芸術に含まれる様々な要素を重層的に駆使し,独自の空間構成を構築して根源的な人間の〈存在〉を見つめる作品を発表している。太田省吾のテキストを再構成した『10の地点』(2003 /2004)で京都造形芸術大学学長賞を受賞。2003年, AI・HALLとの共同製作事業〈Take a chance project〉に選出(2003–06年度)。これまでの作品に, 鉄板・砂・靴で構成された美術と身体による実験的作品『vibes』(2007),特設水上舞台を設けた大規模な野外作品『KISS』(2009),『 カカメ』(2010),『 ALTER』(2013)など。dots以外では, 川崎市アートセンター招聘による, 国内外の俳優, ダンサーと横浜で滞在制作を経て制作した『 boat here, boat』(2011)がある。

 

外山 央 Hiroshi Toyama||www.hiroshitoyama.com

美術家2005年よりグラフィック・デザイン, 写真, 映像, 音楽, インスタレーション, ライヴパフォーマンスなどさまざまなメディアを用いて活動を行う。2007年より, デザイナーズグループ〈intext〉, 2009年より, アート/デザインユニット〈so¬pad〉に参加。intextの主な活動として, これまでに,「 fount』(2012),『 book』(2013)の2枚のアルバムをリリース。また, night cruisingからのコンピレーション・アルバム『tone』(2012)に楽曲提供。展覧会では, 文字・音・グラフィックスをテーマとした『phono/graph』(2012 /ドイツ)等に出品。so¬padの主な活動として, 中谷芙二子+高谷史郎『 CLOUD FOREST』(2010/山口情報芸術センター)におけるオープニングイベントでのデモンストレーティブ・パフォーマンス,『自然学|SHIZENGAKU –来るべき美学のために–』(2012 /滋賀県立近代美術館)などがある。
 

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