令和5年度滋賀県アートコラボレーション事業
2011年から茂山千五郎家の協力を得て、滋賀県を題材にした新作狂言を制作し、現在までに12の新作狂言が生まれています。これらの作品を「おうみ狂言図鑑」としてコレクションし、滋賀県だけではなく全国でも広く上演されることで、狂言の「笑い」と「近江」の魅力を発信し、みなさんに親しまれていくことを目指します。
おうみ狂言図鑑2024新作
「七道具」作:小佐田 定雄 演出:茂山 童司
ところが、横柄な態度で商売をするので全く売れません。
そこに通りかかった近江商人が弁慶に、商人の理念「三方よし」の精神を教え、ちょうど通りかかった女に七つ道具を言葉巧みに売ろうとしますが…。
出演:茂山 千五郎、茂山 茂、茂山 千之丞、島田 洋海
日時・場所・演目(全3公演)
A 2024年3月3日(日) 14:00開演(13:15開場)
東近江市五個荘竜田町583 TEL.0748-48-7100
[演目] 古典:文相撲/延命袋 新作:七道具
B 2024年3月16日(土) 14:00開演(13:15開場)
蒲生郡日野町松尾1661 TEL.0748-53-3233
[演目] 古典:二人袴/真奪 新作:七道具
C 2024年3月24日(日) 14:00開演(13:15開場)
草津市野路6丁目15−11 TEL.077-561-6100
[演目] 古典:水掛聟/千鳥 新作:七道具
作
小佐田 定雄
落語作家。1952年、大阪市生まれ。77年に桂枝雀に新作落語『幽霊の辻』を書いたのを手始めに、落語の新作や改作、滅んでいた噺の復活などを手がけ、作った新作落語の数は260席を超えた。近年は落語だけでなく、狂言、文楽、歌舞伎の台本にも執筆。著書に「5分で落語のよみきかせ」三部作(PHP研究所)、「落語大阪弁講座」(平凡社)、「枝雀らくごの舞台裏」、「米朝らくごの舞台裏」「上方らくごの舞台裏」、「新作らくごの舞台裏」(ちくま新書)など。2021年「松尾芸能賞優秀賞」受賞。
演出
茂山 童司
茂山千之丞。1986年初舞台。2018年三世千之丞を襲名。語学に堪能で国内外でバイリンガル狂言公演を行う。作・演出を手がける「新作” 純”狂言集マリコウジ」、「ヒャクマンベン」を主宰。狂言以外にも最近では「三代目、りちゃあど」、「ゴドーを待ちながら」に出演。2019年第37回京都府文化賞奨励賞受賞。
出演者
※配役は都合により変更になる場合がございます。ご了承ください。
チケット情報
一般 2,500円
青少年(24歳以下) 1,000円
※当日券各500円増
※未就学児入場不可
プレイガイド 一般発売 12月2日(土)
- ※Aは全席指定、B C は全席自由
- 全公演取扱い びわ湖ホールチケットセンター(現金・窓口販売のみ)、ローソンチケット(Lコード 55953)
- Aのみ取扱い てんびんの里文化学習センター、東近江地域勤労者互助会(会員のみ)
- Bのみ取扱い わたむきホール虹、東近江地域勤労者互助会(会員のみ)、(一財)甲賀湖南中小企業福利サービスセンター(会員のみ)
- Cのみ取扱い 草津市立草津クレアホール
チケットをお買い上げのお客様に「おうみ狂言通行手形」をプレゼント!
- ●3公演のチケットを買って、各会場のスタンプを集めた方に、ご当地名物ギフトをGET!
- ●「近江商人」「街道」ゆかりの施設で割引などのお得がいっぱい!
- ※オンラインでチケットをご購入の方は、各会場にお問い合わせください。
その他
- 新型コロナウイルス感染症拡大防止対応措置のご協力をお願いすることがあります。
- 当日、体調に不安のある方はくれぐれもご無理なさらないようお願いします。
- 諸般の事情により、やむを得ず出演者、プログラム、当日の対応等に変更が生じる場合があります。ご理解、ご協力をお願いいたします。
主催:公益財団法人びわ湖芸術文化財団、東近江市、公益財団法人日野町文化振興事業団、公益財団法人草津市コミュニティ事業団
後援:滋賀県教育委員会、東近江市教育委員会、東近江市観光協会、日野町、日野町教育委員会、日野観光協会、草津市、草津市教育委員会、NHK大津放送局、e-radio エフエム滋賀
制作協力:株式会社童司カンパニー
この事業は(公財)びわ湖芸術文化財団と東近江市と(公財)日野町文化振興事業団と(公財)草津市コミュニティ事業団が協働して実施しています。