滋賀で人と社会と文化芸術をつなぐプロジェクト”SANPOh”
長浜市では2022年、「長浜市文化芸術振興ビジョン」が策定されました。その中では、文化芸術活動の多様な価値が着目されており、福祉をはじめ観光・産業・教育・国際交流などさまざまな分野との連携の可能性や、障害の有無などに関わらず市民の誰もが多様な文化芸術をより身近に親しむことができる環境づくりにも触れられています。
福祉などの分野と文化芸術がつながるとき、果たして地域ではどのようなことが起こるでしょうか?また、そこから地域や文化芸術に、どのような価値が生まれるのでしょうか?
演劇体験編と考え方編、二つのワークショップを通じて、地域にある多様な「まなざし」と「モノサシ」について、ともに考えてみませんか。
第1回 演劇体験編 参加申込〆切 1月5日(木)
「老いと演劇のワークショップ –演劇の『まなざし』が福祉を変える–」
演劇体験を通じて、認知症の人とのコミュニケーションを考えるワークショップ。介護する側・される側という一方的な関係を超え、「いまここを共に楽しむ」ことから、ケアの気づきやヒントを講師と共に共有していきます。また演劇体験を通じて、人と人、人と社会を柔らかくつなぐ演劇の力に気付き、その可能性を考えます。
日時
2023年1月7日(土)13:00~16:00
場所
滋賀県長浜市高田町12-34 さざなみタウン内
定員
15名(先着順)
参加費
無料
講師:菅原直樹
プロフィール: 1983年栃木宇都宮生まれ。「老いと演劇」OiBokkeShi主宰。2010年より特別養護老人ホームの介護職員として勤務。2012年、東日本大震災を機に岡山県に移住。2014年「老いと演劇」OiBokkeShiを岡山県にて設立し、演劇活動を再開。並行して、認知症ケアに演劇的手法を活用した「老いと演劇のワークショップ」を全国各地で展開。平成30年(第69回)度芸術選奨文部科学大臣賞新人賞(芸術振興部門)を受賞。
第2回 対話編 参加申込〆切 2月2日(木)※延長しました
「文化と共生社会に関する対話のワークショップ -文化芸術と共生社会のつながりを考える-」
障害の有無などに関わらず互いに支え合い、誰もが社会参加できる「共生社会」の実現を目指す中、県内外各地で文化芸術に関する取組が行われています。共生社会づくりにつながる文化芸術活動とはどのようなものでしょう?また、その価値を伝えるとき、どのような「モノサシ」があると良いでしょうか?ゆったりとした雰囲気の中で、ともに考えます。
日時
2023年2月3日(金) 18:00~20:30
場所
滋賀県長浜市北船町3-24 えきまちテラス1F
対象者
文化芸術関係者の方、福祉関係者の方、文化芸術と多様な分野の連携に興味のある方
定員
30名(先着順)
参加費
無料
講師:大澤寅雄
プロフィール:(株)ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室主任研究員、NPO法人アートNPOリンク理事長、日本文化政策学会理事、九州大学社会包摂デザイン・イニシアチブのアドバイザー。共著=『これからのアートマネジメント”ソーシャル・シェア”への道』『文化からの復興 市民と震災といわきアリオスと』『文化政策の現在3 文化政策の展望』『ソーシャルアートラボ 地域と社会をひらく』。
※新型コロナウイルス感染症の状況により、講師はオンライン参加となる場合があります。
お申し込み方法(第1回、第2回共通)
下記webフォーム、またはお電話にてお申し込みください。
・インターネットでの申し込みは►こちらから
►https://forms.gle/riGkYo3XevpdmPhj7
・電話での申し込み
(公財)びわ湖芸術文化財団 TEL:077-523-7146
9:00〜17:00(火曜日・12/29~1/3休)
受付締切
第1回演劇体験編 2023年1月5日(木) 【←締切を延長しました】 / 第2回対話編 2023年1月27日(金)
※演劇体験編と対話編、どちらか片方のみの参加も歓迎です
ワークショップの内容に関するお問合せ先
TEL.070-1795-2953
事務局担当 磯崎
MAIL: nagahama-culture@hamacul.or.jp
主催: 滋賀県、公益財団法人びわ湖芸術文化財団、長浜市、長浜市民芸術文化創造協議会(主管:特定非営利活動法人はまかる)
令和4年度 滋賀県 障害者等の文化芸術活動を支える拠点づくり事業
令和4年度 文化庁 障害者等による文化芸術活動推進事業