滋賀で人と社会と文化芸術をつなぐプロジェクト”SANPOh”
Society and Arts Networking Project in Ohmi
みんなの暮らしがダンスになる、ダンスがみんなの暮らしになる。
企画主旨
湖南地域に住む障害のある人が中心メンバーとなり、国内外で活躍している「湖南ダンスカンパニー」が、この度、守山市民ホールを拠点にし、びわ湖から世界に発信する新作ダンスを、地域の色々な人たちに関わってもらいながら作り上げます!
湖の南のほとりに暮らす様々な人たちの手によって彩られた人間絵巻「びわこカーペット」をつくり、守山市民ホールに展示します。やがて、カーペットは、舞台上に大きな波を起こしながら、生命力あふれるダンスを繰り広げる構想です。ダンスパフォーマンスや、トークイベントなど、関連企画も盛りだくさんです。
関わり方は「みる」「きく」「つくる」「ふれる」などさまざま。作品づくりにしっかり関わってみたい!というやる気まんまんの方。手伝ってあげてもいいよー、という方。何となく気になってのぞいてみたいという方…。どなたでも大歓迎です。
湖南ダンスカンパニーと一緒に、暮らしの中にあるダンスを一緒に楽しんでみませんか?
事業概要
■日時:2021年10月16日(土)~12月19日(日)
■会場:守山市民ホール(滋賀県守山市三宅町125)
■参加費:全プログラム無料
【プログラム1】公開ワークショップ「湖南ダンスカンパニーのつくりかた」みる
湖南ダンスカンパニーメンバーが守山市民ホールにやって来る!その人の習慣から振付を起こし、振付を習慣化して舞台をつくる独自の創作方法は、生きる人すべてをダンスで包み込む創意工夫の知恵が満載!新しいダンスが生まれていく様子を、お楽しみください。終了後は湖南ダンスカンパニーディレクター「しげやん」こと、北村成美さんらによるミニトークも行います!
■日時:2021年10月16日(土)10:30~12:00
■場所:守山市民ホール リハーサル室
■定員:20名
■対象:どなたでも参加可(未就学児の参加には、保護者の方の同伴をお願いします。)
■申込締切:10月15日(金)まで
■ご予約:申込フォームよりお申込ください。
【プログラム2】「びわこカーペットをみんなで作ろう!」
細長い大きな布に、みんなでペイントや縫い物をして、巨大な「びわこカーペット」を作ります。
①<私たちの“色”をのせるペイントワークショップ>つくる・みる
カーペットの下地の布に、絵の具を使って、色々な模様を描きます。
一人ひとりの個性があふれた「びわこカーペット」は、どんな姿になるでしょうか?
■日時:2021年11月21日(日)13:30~15:30
■場所:守山市民ホール 小ホール
■定員:つくる人20名、みる人20名
■対象:どなたでも参加可(未就学児の参加には、保護者の方の同伴をお願いします。)
■持ち物:汚れても良い服、タオルや雑巾など手足を拭くもの(ペイントに使いたい筆などの道具があればご持参ください。会場にも道具は用意しております。)
■申込締切:11月20日(土)まで
■ご予約:申込フォームよりお申込ください。
②<お針子さん募集!カーペット仕上げ大作戦>つくる
ペイントされた「びわこカーペット」に持ち手を縫い合わせて、完成させます。
できあがったカーペットは、次の日から展示室に飾ります。
■日時:2021年12月15日(水)10:30〜12:00
■場所:守山市民ホール 展示室
■定員:10名
■対象:針を使って縫える人(小学生のお子さまの参加には、保護者の方の同伴をお願いします。)
■持ち物:普段お使いの裁縫道具を使いたい方は、ご持参ください。
■申込締切:12月14日(火)まで
■ご予約:申込フォームよりお申込ください。
【プログラム3】「くらすダンス展」みる
完成した「びわこカーペット」や、湖南ダンスカンパニーの活動にまつわる資料を展示します。
会場では湖南ダンスカンパニーのメンバーとも会えるかも!?
■会期:2021年12月16日(木)~12月19日(日)10:00~17:00(最終日は10:00〜15:00)
■会場:守山市民ホール 展示室
<関連企画① 湖南ダンスカンパニーの談話室 第1回「障害のある人の身体と衣装」>きく
湖南ダンスカンパニーの舞台裏は、さまざまな人たちによって支えられています。そんな「支え手」の人たちに普段の活動を話してもらう、ミニトークを開催します。第1回の話し手は、子育てをしながら湖南ダンスカンパニーの衣装製作で活躍する山田さん。障害のある人一人ひとりの身体に合わせた衣装を作ることについて、紹介します。
■話し手:山田昌枝
■日時:2021年12月18日(土)13:30~14:30
■場所:守山市民ホール 展示室
■定員:15名 (※予約の方優先)
■対象:どなたでも参加可(未就学児の参加には、保護者の方の同伴をお願いします。)
■持ち物:普段お使いの裁縫道具を使いたい方は、ご持参ください。
■ご予約:申込フォームよりお申込ください。
<関連企画② 湖南ダンスカンパニーの談話室 第2回「介助とダンスの関係」>きく
第2回の話し手は、普段は障害福祉施設で支援に携わりながら、ダンサーとしても舞台に立つ支援者の人たち。支援者として、またパフォーマーとして、障害のある人が自立して舞台に立つ際、どのようにエスコートしているかを、紹介します。
■話し手:福祉施設で働く湖南ダンスカンパニーダンサー
■日時:2021年12月18日(土)15:00~16:00
■場所:守山市民ホール 展示室
■定員:15名(※予約の方優先)
■対象:どなたでも参加可(未就学児の参加には、保護者の方の同伴をお願いします。)
■ご予約:申込フォームよりお申込ください。
<関連企画③ びわこカーペットの進水式!?>みる・ふれる
「進水式(しんすいしき)」とは、新しく作った船を初めて水の上に浮かべる行事です。湖南ダンスカンパニーのメンバーと一緒に、展示されている「びわこカーペット」に触れて、動かして、カーペットの「船出」をお祝いしましょう!
■日時:2021年12月19日(日)11:00~12:00
■場所:守山市民ホール 展示室
■定員:15名(※予約の方優先)
■対象:どなたでも参加可(未就学児の参加には、保護者の方の同伴をお願いします。)
■ご予約:申込フォームよりお申込ください。
湖南ダンスカンパニーとは
滋賀県守山市・野洲市近郊に住む障害のある人と福祉施設のスタッフ、プロのアーティストが一緒に踊り舞台をつくるダンスグループ。ダンサー・振付家の北村成美がディレクターを務める。2004年、糸賀一雄記念賞音楽祭への参加を機に設立。以来、年間に1つの新作を作り続けている。小室等、坂田明をはじめとした様々なミュージシャンとのコラボレーションも多数。2017、2019年のフランス公演、2020年のびわ湖ホールでの「湖(うみ)の三部作」一挙上演など、県内外で精力的に活動を続けている。日々の生活から起こる動きや癖、ついはみ出してしまう行動を全てダンスとして肯定し演出することを信条としている。
北村成美(ダンサー・振付家)通称、しげやん。「生きる喜びと痛みを謳歌するたくましいダンス」をモットーに、国内外で精力的な活動を展開。ソロダンス作品を軸に、音楽家・美術家とのコラボレーション、劇団やダンスカンパニーへの振付、様々な世代・個性の人々を巻き込む大型コミュニティダンス作品などを発表。劇場はもちろん、ご家庭の居間、乗り物、酒場、草原など、どこでもステージに踊る。平成22年度滋賀県文化奨励賞を受賞。
場所
〒524-0051 滋賀県守山市三宅町125
バス:JR守山駅西口から「杉江循環線」もしくは「守山市民ホール行き」バス約7-18分、「守山市民ホール前」にて下車
お車:JR守山駅西口より約5分(駐車場あり)
新型コロナウイルス感染症防止対策
①特段の事情がない限り、マスク着用の上、大声での会話は控えていただきますようお願いいたします。
②こまめに手指の消毒をお願いいたします。
③検温のご協力をお願いいたします。
④お名前・ご連絡先等の確認へのご協力をお願いいたします。
⑤体調がすぐれない場合は、参加をお控えください。
⑥館内では人と人との距離を保つようお願いいたします。
”SANPOh”とは
滋賀で人と社会と文化芸術をつなぐプロジェクト”SANPOh”
Society and Arts Networking Project in Ohmi
文化芸術活動と、福祉・教育・国際交流など地域社会の様々な分野が出会い、つながることで、多様な価値や豊かさが生まれます。”SANPOh”は、このような出会いの場を滋賀県内各地に増やしていくプロジェクトです。文化や福祉、地域のつなぎ手になる人たちが参加し、活動しています。
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お問合せ先
公益財団法人びわ湖芸術文化財団
法人本部 地域創造部
(9時~17時 / 火曜休、休日の場合は翌日休)
TEL:077-523-7146 FAX:077-523-7147
E-mail:shiga.kyousei2021@gmail.com
主催:滋賀県、公益財団法人びわ湖芸術文化財団
共催:公益財団法人守山市文化体育振興事業団、湖南ダンスワークショップ実行委員会
後援:守山市、守山市教育委員会
令和3年度 滋賀県 障害者の文化芸術活動を支える拠点づくり事業
令和3年度 文化庁 障害者等による文化芸術活動推進事業