クリスマスの日、びわ湖ホールでアートと地域を盛り上げるパーティーをひらきます!アートの見方で、日々の暮らしをもっと楽しくできるんじゃないか、と思っている方。日々の暮らしを新しく捉えてみたい方。アートで人と出会い、その人のその人らしさを大切に、つながりあっていきたい方。アートで何ができるの? と疑問に思っている方。そんなみなさんと集まり、アイディアの種・プロジェクトの種を育てたいと考えています。
Instagramに記録映像をアップロードしました!
https://www.instagram.com/smalltalkadventcalender/?hl=ja
日程
令和6年12月25日(水)
時間
13:30~15:35 滋賀県内の事例発表
15:40~17:00 パーティー
会場
滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール 研修室
(〒520-0806 滋賀県大津市打出浜15−1)
入場料
一部(事例発表):無料
二部(パーティ):500円(飲食代込)
【申込方法】
◆申込期間 令和6年10月2日(水)~
◆定員 30名
【第一部】
滋賀県内の事例発表 13:30~15:35
第一部は、県内の事例発表。文化ホールの事例を中心に、県内のプラットフォームについて語ります。文化ホールに行けば、新しい人と出会えて、楽しいことが巻き起こるかも!そんな期待に満ちた未来について、3つの事例を紹介しつつ、おしゃべりします。
① 米原市伊吹薬草の里文化センター「まちを元気にする」プロジェクト
登壇者:清水啓子(伊吹薬草の里文化センター)×ワタナベユカリ(株式会社仕立屋と職人)
55歳以上の女性たちの「着られないけど捨てられない」思い出の服を若手デザイナーがリデザイン。自身がモデルとなり、ショーを開催しました! まちの女性たちが輝く瞬間を多世代が応援しました。
② 旧大津公会堂 プロジェクト計画発表
登壇者:岩原勇気×長砂伸也×中川佑希(旧大津公会堂・特定非営利活動法人 BRAH=art.)
「街は元々、彩に満ちている」というテーマで、日々の暮らしとアートの出会うポイントをゆるやかに広げていくプロジェクトを開催予定です。
③ 愛荘町立ハーティーセンター秦荘 プロジェクト計画発表
登壇者:林 定信(一般社団法人愛荘町文化協会)×ジャクリーン・エリオット×柳田リーブス安代(NPO法人コレジオ・サンタナ)
外国人町民多い愛荘町では言語や文化、習慣の違いを越えて外国人など、障害者や高齢者をも含め、多くの人が使いやすいホールづくりをテーマに、プロジェクトを実施予定です。
④ クロストーク
登壇者:池田佳穂(インディペンデントキュレーター)×熊井一記(劇場、音楽堂等連絡協議会事務局長)×江藤慎介(アルパック 株式会社 地域計画建築研究所)
それぞれの専門の視点から、3つの事業を掘り下げつつ、文化拠点×アートと地域のつなぎ手の可能性を探ります。
【第二部】
パーティ 15:40~17:00
飲み物とお菓子を片手に、「これからどんなことをしてみたいか」、「どんなことに興味があるか」語りあいましょう。
主催:公益財団法人びわ湖芸術文化財団 地域創造部
お問い合わせ:077-523-7146 〒520-0806 滋賀県大津市打出浜15−1
◆ 「アートと地域のためのスモールトーク・プロジェクト」 とは
(公財)びわ湖芸術文化財団地域創造部は、誰もが文化芸術に触れ、参加する機会を得られるよう、文化ホールやアートNPO、アーティストなどと協働で、地域の多様な文化芸術創造活動に取り組んでいます。本事業は、令和6年度・7年度の2年に渡り、劇場・文化ホールを拠点とし、地域とアートのつなぎ手人材“おうみアートコーディネーター”の活躍についてリサーチを行います。また、旧大津公会堂と愛荘町立ハーティーセンター秦荘を拠点とし、パイロット事業を行うことで、地域コミュニティの拠点としての劇場・文化ホールの可能性を探ります。
◆ 登壇者プロフィール
清水啓子(伊吹薬草の里文化センター)
(公財)伊吹山麓まいばらスポーツ文化振興事業団 事務局次長。会計業務を担当しながら、企画の仕事にも携わり、イベント・生涯学習講座などの事業企画を提案、実行。地域の人に笑顔が届けられるよう、「学びのとびら」と題して市民のみなさまの学びを応援するための冊子つくりを心がけています。
ワタナベユカリ(株式会社仕立屋と職人)
埼玉県出身。2017年、東京から長浜市移住。移住後、長浜のシルク産業に関わるプロジェクトに参画。2023年よりタンスに眠る着物を受け継ぐシャツブランド【シャナリシャツ】をスタート。
岩原勇気
社会福祉法人びわこ学園にて、重度の障がいがある人たちと関わる仕事に10年以上従事。2014年「障がいがあろうとなかろうと好きなこと得意なことを仕事にして精一杯生きる」をテーマに、NPO法人BRAH=art.設立。障がい福祉事業所のほかに、シェアハウス、カフェギャラリー、ゲストハウスを経営。障がいがあるひとが支援される側ではなく、地域を支援する側にまわろうと、仲間と共にまちづくりに参画。朝市やまちづくり団体の運営に携わり、人・事・物をつなぐ存在として事業を展開している。2023年4月~旧大津公会堂指定管理者
長砂伸也
群馬県出身。立命館大学国際関係学部卒。社会教育士。湖南市石部で私設公民館mameCo-を設立。2023年度に素人による表現活動「石部芸術祭」を開催(「滋賀をみんなの美術館に」補助事業)。旧大津公会堂でも勤務中。
中川佑希
中川すてむ 共同代表。全国障害者スポーツ大会出場 2010年から大津市内で自立生活を開始 学校、公民館、福祉事業所などで講演活動を行う。旧大津公会堂で勤務をしながら、また、体験喜劇や漫才なども行っている。
林 定信
(一社)愛荘町文化協会事務局長愛荘町などにおいて、埋蔵文化財の調査、文化財の保護、遺跡整備、地域文化遺産の掘り起こし、歴史的建造物の保存・活用あるいはそれらを活かしたまちづくりに取り組む。
柳田リーブス安代
NPO法人コレジオ・サンタナ理事サンタナ学園事務担当
愛荘町国際交流協会(AIFA)広報部会長
国際交流こども絵画展「ARTで知ろうつながろうブラジルと日本」を2020年から毎年愛知川びんてまりの館で開催。ブラジル学校サンタナ学園の支援を中心に講演や国際交流・多文化共生事業に取り組む。
ジャクリーン・エリオット
米国ミシガン州出身。奈良や神戸で29年間過ごし、愛荘町にきて11年。30年間、米国の高校や神戸のint.で芸術を教える。愛荘町の人々、景観あるいは歴史文化が大変気に入っている。現在は英会話やヨガを地元の人々に教えつつ、ガーデニング、パッチワークや水彩画などを楽しんでいる。熱烈なサイクリストでもあり、どこへも自転車で行く。
池田佳穂(インディペンデントキュレーター)
2016 年より東・東南アジアを中心に、土着文化や社会情勢から発展したコレクティブとDIYカルチャーの調査を独自に始める。主にインドネシア各地で展覧会やワークショップ等を現地作家と共同開催した。展覧会・パフォーミングアーツ・教育プログラムなどを複合した横断的なキュレーションに関心をもつ。
熊井一記(劇場、音楽堂等連絡協議会事務局長)
(公財)神戸市民文化振興財団事業部長。劇団四季を経て、KAAT神奈川芸術劇場の開館準備や調査研究・インクルーシブ事業、神戸文化ホールの事業プロデューサー等を経験。全国約70館の創造型劇場の連絡会「劇場、音楽堂等連絡協議会」の事務局長。令和5年度文化・経済フォーラム滋賀の提言研究事業コーディネーター。
江藤慎介(アルパック 株式会社 地域計画建築研究所)
国や地方自治体をはじめ、商工会議所や商店街等の地域組織、中小企業グループのからの、地域振興と組織戦略に関わる相談や依頼を中心に、各種調査、計画策定、事業化支援等のプロジェクトに取り組む。文化政策や条例への立案に関わる事例多数。