滋賀県では、障害の有無にかかわらず誰もがともに多彩な文化芸術活動に親しみ、活躍できる環境の実現を目指し、この実現に向けて、滋賀で人と社会と文化芸術をつなぐプロジェクト“SANPOh(さんぽう)”に取り組んでいます。
プロジェクトの一つ「文化芸術と共生社会を考えるトークカフェ」では、「芸術と共生社会」をテーマに、様々な分野で活躍するゲストをお迎えし、活動内容をお聞きしながら、参加者が考えを深めていくオンライントークイベントです。
第6回「障害の有無を超えて人生を伝える〜るんびにい美術館とであい授業」(ゲスト:板垣崇志さん)
今回のゲストは、岩手県花巻市にある「るんびにい美術館」でディレクターを務めている板垣崇志さんです。
知的障害がある人たちと共に長年アート活動を続ける板垣さんは、障害のある人たちから見えている世界をいかにして届けられるかということに取り組んでおり、当事者がキュレーションする展覧会や、講師として中学校に出向いて人生を語る「であい授業」など、様々な独創的なプログラムを展開しています。
板垣さんから、美術館やこれらのプログラムについて紹介していただきながら、障害の有無に関わらず人と人が対等につながることについて、考えていきたいと思います。
詳細
■日時:2022年10⽉19⽇(水) 19:00~21:00
■対象:ゲスト・内容に関心のある文化芸術関係者、福祉関係者などどなたでも参加可能です。
■ゲスト:板垣崇志(しゃかいのくすり研究所代表/るんびにい美術館ディレクター)
■モデレーター:藤原顕太(⽂化芸術による共⽣社会づくりコーディネーター)
■参加費:無料
■参加方法:オンライン(Zoom)
■定員:30名
お申込み
こちらからお申し込みください。
締切:2022年10月18日(火)17:00まで
ゲストプロフィール:板垣崇志(いたがきたかし)
1971年岩手県生まれ。脳機能の研究から銅版画に転向した大学時代を経て、1998年に縁あって地元の障害者支援施設を訪ねる。そこで暮らす方たちの豊かな人間性と造形作品に衝撃を受け、以後知的な障害や精神の障害のある方々の造形表現の支援に取り組む。るんびにい美術館設立計画に携わり、2007年の開館と共に同館アートディレクター就任。その実践をさらに拡張するため2020年「しゃかいのくすり研究所」を設立、同代表。一般社団法人Connected Ink Village理事。岩手県文化芸術振興審議会委員。
滋賀で⼈と社会と⽂化芸術をつなぐプロジェクト”SANPOh” とは
滋賀県の⾊々な地域で、障害の有無に関わらず、誰もがともに⽂化芸術に触れ、楽しめる場を増やしていくためのプロジェクトです。⽂化や福祉などの分野を越えて、地域の「つなぎ手」として活躍する⼈たちが参加し、活動しています。
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本事業に関するお問合せ
公益財団法人びわ湖芸術文化財団
法人本部 地域創造部(火曜休館)
TEL:077-523-7146 FAX:077-523-7147
E-mail:shiga.kyousei2021@gmail.com
主催:滋賀県、公益財団法人びわ湖芸術文化財団
令和4年度 文化庁「障害者等による文化芸術活動推進事業」