滋賀で人と社会と文化芸術をつなぐプロジェクト“SANPOh” 令和3年度 事業成果報告会開催のご案内

滋賀で人と社会と文化芸術をつなぐプロジェクト”SANPOh(さんぽう)”

滋賀県では、令和2年3月に策定した「滋賀県障害者文化芸術活動推進計画」に基づき、障害の有無にかかわらず誰もがともに多彩な文化芸術活動に親しみ、活躍できる環境の実現を目指しています。この実現に向けた取組として、県とびわ湖芸術文化財団では令和3年度から「滋賀で人と社会と文化芸術をつなぐプロジェクト“SANPOh(さんぽう)”」を開始しました。本プロジェクトでは、社会と文化芸術の「つなぎ手」となる人々のネットワーキングや、市町の文化ホール等と地域の多様な方々がつながるためのモデルとなる活動などに取り組んでいます。

 

令和3年度 事業成果報告会

このたび、実施初年度の“SANPOh(さんぽう)”の活動内容を紹介する報告会を開催いたします。本報告会では事業全体の報告にとどまらず、各プログラムに携わった方々から見た活動の意義や課題についても語っていただきます。またゲストとして、ニッセイ基礎研究所の大澤寅雄氏をお招きし、活動の評価や展望についてお話しいただく予定です。多くの方のご参加をお待ち申し上げております。

 

詳細

■日時:2022年3⽉7⽇(⽉) 17:00〜20:00

■対象:ゲスト・内容に関心のある方どなたでも参加可能です
    (特に⽂化芸術関係の方、福祉関係の方、まちづくり関係の方にお勧めします)

■コーディネーター:藤原顕太(⽂化芸術による共⽣社会づくりコーディネーター)

■ゲスト:大澤寅雄(ニッセイ基礎研究所 芸術文化プロジェクト室 主任研究員)

■参加費:無料

■参加方法:オンライン(Zoom)

■定員:50名 

■情報保障:本報告会では、UDトーク字幕による文字情報保障を行います。
 当日は以下のURLよりご覧いただけます。
 https://live.udtalk.jp/951e9b23a78954d075da6bb78c8ba4e9ef8756772f128933fc4cf6fc3dea35fe

 

スケジュール(予定)

<第1部>

17:00-18:45

・SANPOhの取組内容全体の紹介

・個別のプロジェクト内容の紹介/プロジェクトに関わった方からのコメント

 

<第2部>

19:00-20:00

・プロジェクトと評価について

・コーディネーターとゲストの対談

・質疑応答

 

お申込み

こちらからお申し込みください。

締切:2022年3月6日(日) 17:00まで

 

ゲストプロフィール:大澤寅雄((株)ニッセイ基礎研究所 芸術文化プロジェクト室 主任研究員)

(株)ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室主任研究員、NPO法人アートNPOリンク理事長、日本文化政策学会理事、九州大学社会包摂デザイン・イニシアチブのアドバイザー。2003年文化庁新進芸術家海外留学制度により、アメリカ・シアトル近郊で劇場運営の研修を行う。帰国後、NPO法人STスポット横浜の理事および事務局長を経て現職。共著=『これからのアートマネジメント”ソーシャル・シェア”への道』『文化からの復興 市民と震災といわきアリオスと』『文化政策の現在3 文化政策の展望』『ソーシャルアートラボ 地域と社会をひらく』。

 

 

 

令和3年度の取り組み

文化芸術活動と、福祉・教育・国際交流などの地域社会の様々な営みが出会い、つながることによって生まれる多様な価値や豊かさに着目し、このような出会いの場を滋賀県内各地に増やしていくプロジェクトです。 市町の文化ホールと地域、住民がつながるためのモデルとなる事業や、社会と文化芸術の「つなぎ手」となる人たちをサポートする取組を行っています。

 

(1) 文化芸術と共生社会を考えるトークカフェ/焚き火ミーティング

滋賀で文化芸術、福祉、コミュニティづくりなどの様々な領域で活躍されている方や、そうした活動に関心のある方がつながれるオンライン上のトークイベントです。
「文化芸術と共生社会を考えるトークカフェ」では、「文化芸術と共生社会」をテーマに、県内外で様々な実践 活動をされている方をゲストに招き、活動内容や活動を通しての想いなどをお話しいただきました。
また、「焚き火ミーティング」では、参加者から提案されたテーマ(気になっているトピックや抱える課題など) について、参加者同士やゲストと意見交換を行うことで、考えを深め、思いを共有する場を作りました。

 

(2) アートと社会の相談室

文化芸術による共生社会づくりの活動に携わる方、活動に興味のある方が気軽に相談できる窓口を設けました。

 

(3) リサーチラボ

県内での様々な活動を広く共有するため、文化芸術による共生社会づくりに取り組む団体等にインタビューを行いました。

 

(4) 誰もが参加し楽しめる文化芸術プログラム

障害者や外国人県民など、これまで文化施設へのアクセスが比較的難しいとされてきた方々を含む地域住民を対象にした文化芸術プログラムを、市町の文化施設や地域の活動者等と連携して企画・実施しました。

①守山市民ホール×湖南ダンスカンパニー 「くらすダンス展」

守山市民ホールと、障害のある人とない人がともに活動する地域のダンスグループが協働し、地域住民と交流するプログラムづくりに取り組みました。公開のダンスワークショップや、巨大なカーペットづくり、展覧会などを開催しました。

②言葉をこえてつながろう! いいむろなおきマイムワークショップ

長浜文化芸術会館において、使用する言語や障害の有無等の違いを超えて、地域で暮らす方々がマイム・パントマイムによる身体表現を通して交流するワークショップを開催しました。

③みんなで”劇場ひろば”で遊ぼう!

高島市ガリバーホールにおいて、普段、劇場に立ち寄る機会の少ない地域の障害福祉施設の方を対象に「劇場に来てもらい、おもてなしする」ことをコンセプトとしたイベントを開催しました。施設をアーティストが事前に訪問し、参加者の方達の好きなことなどをリサーチしながら、プログラムづくりに取り組みました。

 

Webサイト(滋賀県公式ホームページ)

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本事業に関するお問合せ

公益財団法人びわ湖芸術文化財団

法人本部 地域創造部(火曜休館)

TEL:077-523-7146 FAX:077-523-7147 

E-mail:shiga.kyousei2021@gmail.com

 

滋賀県SDGs・文化庁・beyond2020

主催:滋賀県、公益財団法人びわ湖芸術文化財団
障害者の文化芸術活動を支える拠点づくり事業
令和3年度 文化庁「障害者等による文化芸術活動推進事業」

お問い合せ先

公益財団法人 びわ湖芸術文化財団 地域創造部 TEL 077-523-7146 FAX 077-523-7147

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