滋賀で人と社会と文化芸術をつなぐプロジェクト”SANPOh”
「文化芸術と共生社会を考えるトークカフェ」は、滋賀で文化芸術、福祉、コミュニティづくりなど様々な領域で活躍している人、関心がある人たち同士のつながりが生まれるトークイベントです。「芸術と共生社会」をテーマに、毎回様々な実践をしているゲストを「話し手」として迎えて話を聞きながら、テーマについて参加者が共に深めていきます。
文化芸術と共生社会を考えるトークカフェ第2回(番外編)
今回のトークカフェは「番外編」として、滋賀県公立文化施設協議会「令和3年度びわ湖舞台芸術スタッフセミナー」と連携し、同セミナーの「分科会3」として実施いたします。
テーマ:「アフターコロナの時代に文化ホールが実現できる「バリアフリー」と「共生社会」〜今からできる第一歩とは〜」
■内容:全国の公立文化施設において、施設を鑑賞の機能のみに留めず、障害者・高齢者・外国人など、地域に住むあらゆる人々が文化芸術を通じて生きがいを得る「社会包摂」の場として捉え直す試みが始まっています。その一方で、人材やノウハウの不足など、取組を始めるにあたっての課題も多いことから、滋賀県では今年度より、市町の文化施設とともにモデルとなる事業を開始しています。
本分科会では、バリアフリーイベントの企画制作に携わる専門家からバリアフリーの捉え方・考え方を学ぶとともに、県のモデル事業を事例紹介することで、各文化施設が、個々の現場が持つ課題や制約の中で、いかにして持続可能な形で取組を行えるかを考える機会とします。
詳細
■日時:2021年9月21日(火)14:45~16:15
■会場:栗東芸術文化会館さきら 研修室
■対象:テーマ・ゲストに関心のある文化芸術関係者、福祉関係者等
■講師:南部充央 (一般社団法人日本障害者舞台芸術協働機構 代表理事)
藤原顕太(文化芸術による共生社会づくりコーディネーター)
■参加費: 一般1,000円/当日精算
※滋賀県公立文化施設協議会加盟施設の方は無料です。
※令和3年度びわ湖舞台芸術スタッフセミナーの全プログラムを受講できます。
(プログラムの詳細は、こちらをご覧ください。)
※事前にご予約が必要です。
お申込み
こちらからお申し込みください。
締切:2021年9月15日(水)17:00まで
講師プロフィール
南部充央(一般社団法人日本障害者舞台芸術協働機構 代表理事)
障害者も参加できる舞台芸術の企画制作、運営に携わる。2016年国際障害者交流センターと日本財団パラリンピックサポートセンターによる「障がい者の舞台芸術表現・鑑賞に関する実態調査」のプロジェクトチームに参画。2019年ピン・チョン演出「生きづらさを抱える人たちの物語」(東京芸術劇場)制作ディレクター。2020年日本博プログラム「障害者の文化芸術創造拠点形成プロジェクトDANCE DRAMA」制作統括。株式会社リアライズ取締役。公益社団法人全国公立文化施設協会コーディネーター。著書に「障害者の舞台芸術鑑賞サービス入門 -人と社会をデザインでつなぐ-」(2019/NTT出版)がある。
藤原顕太(公益財団法人びわ湖芸術文化財団 文化芸術による共生社会づくりコーディネーター)
(一社)ベンチ理事、(特非)舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)理事、(特非)Explat副理事長。日本社会事業大学福祉計画学科ならびに桜美林大学文学部総合文化学科卒業。(有)ネビュラエクストラサポート勤務、アーツカウンシル東京のアーツアカデミー調査員等を経て、平成29年から令和3年1月まで、(社福)グロー企画事業部において糸賀一雄記念賞音楽祭、ボーダレス・アートミュージアムNO-MA、障害者の文化芸術フェスティバル等の企画運営に携わる。現在は埼玉県を拠点に、舞台芸術の制作や、芸術分野と福祉分野が連携したプロジェクトの企画等を手掛ける。
本事業に関するお問合せ
公益財団法人びわ湖芸術文化財団
法人本部 地域創造部(火曜休館)
TEL:077-523-7146 FAX:077-523-7147
E-mail:shiga.kyousei2021@gmail.com
主催:滋賀県、公益財団法人びわ湖芸術文化財団
障害者の文化芸術活動を支える拠点づくり事業
令和3年度 文化庁「障害者等による文化芸術活動推進事業」